大将で佐渡100km! 当日編ー2分の2

佐渡100km、 完走記の続きです。
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 5/15 ( 日 ) 前日の 暴風も 収まり 、気温は 低めでも 青空の下。
 快適に 佐渡の海岸線を 走ることが出来た、2011年の 好日。

 チェーンを張り替え、中継する プーリー ( 歯車 )も 新調。

 ブレーキを カンチブレーキから Vブレーキに交換。

 タイヤも 2インチから 1.5インチ幅の物を換装。

 シマノ105のビンデイングペダルを 取り付け、
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 100km快適仕様の 装いの 、1992年製 アラヤ マディ・フォックスです。


Cコース 、ゴールの 両津まで、 残りの道のりです。



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6:41スタートして、現在 9:23 56km地点、佐渡前半の 名物・Z坂が見えて来ました。
 今年で3回目の佐渡、いつ見ても ワクワクしますよ! この坂は!!

 昨年、Z坂を上りながら 撮影した 様子は、
 拙ブログ 『 佐渡ロングライド130 ② アレアレ 大佐渡路 』
 を ご参照ください。

 連続写真の次は、 やはり動画ですか? と 考えて、
ハンドルにカメラを固定して 撮影する当初の予定は 急遽 変更、

 左手ハンドル、右手で 動画撮影という 体勢で撮影したのが、、
【 Z坂の上り口 】
 
 、、、ほんの 入り口ですが、、 「 どーですか? お客さん!! ( by アントニオ猪木 )

 ギヤチェンジ するまで耐えました、、、 わずか8秒足らずですが、、、

 これから( 楽しい ) 上りが始まる ♪ 感じだけでも 伝われば 幸いです。
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 Z坂 さほど長い距離でもないから 楽しいのかも。

 一気に 130mを 上りきると、こんな絶景が、

 【 Z坂から 見下ろす光景 】


 またもや ” さわり ” だけです、、 これも 少しでも雰囲気が 伝われば、と 願う次第です。

 ” ギヤ飛び ” が心配された 、大将ですが、問題なく 上りきってくれました。

 怖かったのが 下り坂、、、 元々 取り付けに難アリで 効きが弱かった 前のブレーキ、だましだまし 使っていたのですが、
 4日前に 誤って おもいっきり 握ったら、ほとんど効かなく なってしましました、、、

 今回の佐渡ロングライド、下りは 後ろブレーキのみ です、、、
 よい子も よい大人も 絶対にマネしないでね。


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 9:48、海府大橋を渡り、怖い怖い 下りを ようやく終えると、あと 10km弱で ロングライドの名物 その2が 彼方に見えてきます。
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 10:03  64km付近。 巨大な亀が左手に ハッキリと
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 高差100mの上り、大野亀坂を上ります。

 一応 動画は撮影したのですが、他のサイクリストのゼッケンが 視認出来てしまうので、ちょっと 自粛。 
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 クロモリ鋼で出来た 自転車・マディ フォックス= ” 大将 ” 。 
 サドルを太股で ねじるようにしながら こぎ、ハンドルは左右に 振りながら 車体を押しつけ、上体を ” 前のめり ” にして、上ります。

 クロモリ鋼製の 自転車のフレームは、一般的に ” しなる ” と 表現されること があります。

 今日の ” 大将 ” のフレームは、一本の鋼鉄製の管ではなく、まるで 細かい ” 間接 ” で 構成されている ようでした。

 ハンドルねじる → フレームが ドミノ倒しのように 細か~く しなって 反応する。
 ペダルを踏む、回す → フレームが 柔らか~く ねじれて 反応する。 

 人間と 鋼の 調和、いつしか自分も フレームの 間接の一部になったような 快感が。
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 「 いや~、大将 すごい! とても 19年目のチャリとは 思えない 」
 「 何を言うか このメリケン粉ぉ!! 当たり前やがな!! 」 
 「 はっっ、その口調は 大将!!! 」
 「 ところで、最近のチャリは 聞き覚えの無いのんが 増えたなぁ。 GIANT? 」
 「 あぁ、ジャイアント、台湾の世界的な 自転車メーカーで、一説によると、ヨーロッパの有名メーカーの 廉価グレードの大部分を 相手先ブランド名で 製造してるとか、、、 」
 「 ジャイアンツ? だれが 巨人ファンや、ワシ 巨人は、 好かん!! 昔っから タイガースや! 
 せやけど、ワシがラジオ聴いてると 決まって 阪神 負けよる、、、 もう聴くの止めよ 、思てんねん、、、 」

 「 あ、あれは トレック っていうメーカーで、そこの自転車に乗った ランス・アームストロングは、ツール・ド・フランス 7連覇も したんですよ!!」
 「 アームストロング言うたら ワシ、 アポロの月面着陸 ずっと 寝ずに見てたわ、宇宙飛行士か? 格好ええな! 」

 「 ( 大将、相変わらず 人の話 よう 聞かんし、、、) 」

 「 もっと ピッチ上げぇ!! オーエス!! オーエス!! 」
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 こんな 脳内妄想 会話? も 浮かぶほど、 絶好調でした。


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  10:3772km地点はじき野 ASに到着。
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 ここでも スポーツドリンクや、果物が 用意され、もちろん 頂きますが、美味しかったのが、一口サイズの おにぎり。

 多量の汗を かいた体に シンプルな ごま塩おにぎりは、いくらでも入ります。

 一緒に 並べてあった お番茶と 一緒に 美味しく ごちそうに なり、20分ほどのち、コースに復帰。
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 はじき野ASは、ほぼ佐渡島の突端、ここからCコースの ゴール 両津までは 海岸線を南下します。 空には 黒雲が、、、 ちょっと 心配しましたが、1.2滴雨粒が 落ちてきただけで、天候の崩れも 心配無し。
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 そして 今回 唯一のトラブルといえば、走行中に、右 太股がつったこと、です。

 結構 痛いですが、シューズとペダルが くっついているので、左足を回していると、つった 右足も 勝手に回って しまいます。

 ペースの合う隊列に付いていて、自転車を止めたくなかったので、「 い、痛て、気のせい、気のせい、、、 」 と、自分に言い聞かせ、軽くマッサージしている内に、いつしか 治まりました。

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  11:0985km付近。 
 1759m の、内海府トンネルを 走行中。 今回の過ち、車体後部に付け、後続に位置を知らせる テールライトを 付け忘れたこと、、、

 持参したのですが、前日 サドルバックを付けようとした際、 付け忘れて しまいました。 
 自転車乗り失格です、、、 参加したサイクリストの皆様 ご迷惑おかけしました。

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 11:16、両津までは、海岸線を行く 平坦な 道が続きます。

 直線を走るのが 一番苦手な私ですが、時速27。8km ほどの隊列( 連結する車両になぞらえて、” トレイン ” と 表現します )を 形成する 一部となって 流れて行きます。

 先頭のサイクリストは、道々に 単独走行しているサイクリストを 見つけ、追いつき、後ろにつき、風よけとして 距離を稼ぎます。

 先頭の サイクリストのペースが上がらないと判断すると、” 貯めた ” 足で、少し前にいる ペースメーカーを目指してゆき、私を含む トレインも そのまま 移動します。

 そのようにして 道中で ”風よけ ”になるサイクリストを拾いながら、ペースを維持して ゴールを目指します。 

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11:54、両津港内に入り、まもなく ゴール地点です。 右に見えるは、アイスキャンディーの 定番中の定番、『 もも太郎 』 の佐渡工場です。
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 いよいよ ゴールゲートが見えて来ました。

 コース上のボランティアの方が ゼッケンを確認し、無線で 本部席に連絡。 ゼッケン番号と名前を照合し、
 ゴール フィニッシュ時に、完走者の名前を 声高らかに アナウンスして、讃えてくれるのです。

 私の本名は、ちょっと珍しいです。 小学2年生で 習う漢字なのですが、「 字 そのまま読んでいいの? 」 、と 迷うらしく、

 昨年、一昨年ともども、私の名字を呼ぶとき、” ためらいの 一拍 ” があり、ちょっと 肩すかし を食らったのですが、、、

 11:57

  ゼッケン5146番、お疲れさま~!! 赤うどん さ~ん!!」

 ( 注 本名を呼ばれましたよ。 )
 3度目の正直、スムーズに名前を呼んでもらえました

 19年目のマディフォックス=” 大将 ”、見事 100km 完走!!
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 「 本当に よく持ってくれて、、、 」
 「  往生こいたわ、えらい( 注 疲れた ) で 、いや、ホンマ!!」
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 実走行時間。 
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 平均時速です。
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 ひとまず 鉄パイプで組まれた ラックに大将置いといて、
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 完走証! 

 今年の100km、Cコースは、出走者数 277人 完走277人! 完走率100%

 全体でも、出走者数 2987人 完走2823人! 完走率 94.51% という 素晴らしい結果でした。


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 Bコースは ここからまだ30km、Aコースに至っては、残り110km、、、 も 走らなければ なりません。
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 私たち100km・Cコースは ここ両津でおしまいなので、ゆくりと お弁当を食べることが出来ます。
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 地元のホテルのご厚意で、ロングライド参加者は、お風呂を利用 ( 入浴料500円 )できます。 

 8階の大浴場で のんびり浸かれば 疲れも取れます。
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16:05 新潟港行きの フェリーにて佐渡を後にし、一等船室にて ゆったり2時間仮眠.。 18:35、波は穏やかで 無事 新潟港に到着。

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 大いに 活躍してくれた マディフォックス、佐渡から帰った後も、 まだまだ通勤車両として 元気です。

 マディフォックスの復活は、やなぎやサイクル様の お力添え無しには 実現不可能でした。 本当に 感謝します。

大学時代、京都の 祇園の石段下、肉じゃが350円・かやくめし300円で 食べることが出来る ご飯やさんで アルバイトしていた頃。 

 「 ママチャリだと 段差で パンクしそうになるし、鞍馬山とか 大原行くのに シンドイから 、自転車買おうと思うんですけど、、」

 「 それやったら、いい店 知ってんで! 」

 八坂神社のすぐ 近く、『 京栄輪業 』 を 紹介してもらい、カタログを見て、
 「 あずき色っぽいやつ、ワインレッドは無いのか~、【 ローズピンク 】 ? 見本は無いけど きっと 明るめの 赤色だな! 原色バリバリの赤より 良さそう 」 

 注文。 1992年の8月5日、世界で一番 暑い都市、京都市で ご対面した アラヤ マディフォックスは、原色バリバリのピンク色でした!!
 自然界で言うと 警戒色? ド派手な ピンク色のおかげで、カギを かけなくとも 盗難ナシ!! 

 京都市街の神社仏閣・映画館 、故障1つ無く、とにかく いろんな所に 連れて行ってくれました。 楽しい思い出をいっぱいくれた 泥キツネ。


 花見の季節は 目が回るほど忙しく、雨の日などは 全くもってヒマ、と ( 向こう )見ず商売 とは良く言ったものだと。 

 厨房で 休憩しているとき、辛そうに でも 美味しそうに お酒を飲んでいたのを見ていた日々。 
 働いていく、家族を養うとは こういうことなのか? と、わかったつもりの毎日でした。

 仕事が終わってから 時々やった オイチョカブ、どんぶりを使った チンチロリン、
 毎年 夏に 琵琶湖に泳ぎに行ったりと 楽しい思い出もいっぱい。

 肝硬変で亡くなるまで、結局 、なんの恩返しも 出来ませんでした。


 大将こと 故 山口 正二さんと、山口 雅男さん ありがとう ございました。

 今年の12月で 13回忌、大将、 安らかに。
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この記事へのコメント

torikera
2011年06月07日 23:56
お疲れさまでした(赤うどんさん&大将!)
今回はとてもドラマ仕立てでしみじみと記事を拝見いたしましたぞ
ロングライド中の心の動きが伝わってくるようでした
大将とのやりとりは本当に臨場感があったなぁ
そして最後の回想へと
一台のバイクとともに過ごした時間に
これからの未来に乾杯です
赤うどん
2011年06月08日 02:01
 torikeraさん、コメント ありがとうございます。 私が 19年も乗り続けられるマディフォックスという自転車に巡り会ったのも、大将のお店で アルバイトさせてもらったから、なのだと思います。
 泥キツネで 佐渡ロングライドの参加を決意してから、このブログを書き終えるまで、来し方行く末を いろいろ考えることができ、本当に有意義でした。 

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