ギャラリー 蔵織

新潟市 古町の西堀前通にあるギャラリー、

ギャラリー 蔵織 ( くらおり ) 蔵織のホームページに飛びます

画像

  明治43年(1910年)に建てられた家屋( 築 100年!! )。 昭和30年(1955年)の新潟大火、昭和39年(1964年)の新潟地震(M7.5!!)の2度の大災害をも乗り越え、現存している貴重な家屋です。
画像

 
画像

この家を100年前に 建てた方は 現在の館長さんの ひい お祖父さん。 その後97年間は 別の方が大事に住んでいらして、3年前に現 館長さんが この家を受け継がれたということです。
画像
改修して 、展示・喫茶・音楽・語り などなどの発表スペースとして、老いも若きも、新潟県外の芸術家の作品など 館長さんの許容度と、審美眼を物語る 毎月の 企画展示を行っています。
画像
 私が 蔵織に足を運ぶきっかけになったのは、とある企画展を新聞で目にしたからなのですが、これについては 後日 記します。
画像
 3月まで 毎月の企画展示と並行して 江戸から昭和ごろまでの 雛人形の展示を行っていました。
画像
 写真は 石の雛人形。 裏側から撮影しました。


画像
 奥の” 蔵 ”を改修して 展示やライブ演奏のスペースに。

画像

 新潟は 水の都だったのです。  写真は 明治30年ころの古町地区。 現在は 埋め立てられた 堀も立派に流れています。 
画像
上の写真の拡大図です。 左下に白山神社があり、その背後にまで 信濃川が流れていたのです。


画像
 これも明治30年ころ、すごろくです。 南は 琉球( 沖縄 )からスタートして、東京のゴールまでに 全国の主な都市を回るのです。 明治当時の土地々の名所や 特色をイラストで表しています。
画像
 新潟のイメージは これ! 芸妓 ( 芸者 )さんです。 ちなみに 京都のイメージ画も 舞妓さん。 全国で花街のイメージ画は この2都市だけです。

 本来 芸妓さんは 踊り・楽器の演奏・そして和漢の教養を兼ね備えた 芸事の達人であり、一級の文化人なのです。 
 もちろん 男性の生理的欲求を満たしてくれる 役割を主にしていた芸妓さんもいたでしょう。 
 ちなみに、一流どころの芸妓さんともなると 、そちらの技術も一級品だったそうで、、 詳しく知りたい方は 杉浦 日向子さんの著書を。
画像

 江戸時代初期の長岡城主・堀 直竒 ( なおより )は、新潟を大坂の堺のような 大商業都市にしようと、港を整備し、人の出入りが盛んになるように 課税をしなかったそうです。
 結果、文化の象徴である花街が栄えた、と館長さんから教わりました。


画像
 100年前に建てられた当時を偲ばせる 蔵織の二階へ。 見学自由です。
 
画像
二階は三部屋。 こちらは、4.5畳の部屋。 
画像
 この部屋は8畳部屋。 奥に廊下があり、南向き。 少し前まで、すぐ下を堀が流れていました。 しゃがんで窓下を眺めると、すごく の~んびり かつ優雅な気分になれました。 日がな1日、ここで外を眺めていたい。 夏なんて最高に心地よさそう。
画像
 もう一部屋は 6畳間。 しゃがんでみました。 すごく落ち着きます。 
ここで麻雀やったら 気分いいわな~、でもぐだぐだの徹夜麻雀するには もったいないから 切りよく 半チャン3回だけ、などと妄想してました。
画像
 ふすまの取っ手です。 この見事な調度。 ふすまには 葛(くず)の繊維を使った、葛布(くずぬの)と、芭蕉 ばしょう )の繊維を使った 芭蕉布が使われていました。 現在どちらも その素晴らしさが評価されています。 
 手間暇かけて作製される様式が 日常の様の美として存在している貴重な空間。 

 障子戸を意味もなく開け閉め してみましたが、どれもとってもスムースに音も立てずに 滑るように動きました。 

 大正時代までは、美しさで語られた 芸妓さんの佐藤シンさんが住んでいたそうです。 現在の館長さんも含めて、100年間もの長い月日を 大事に大事に使い続けてくれたおかげで、私たちは 日本建築の素晴らしさを堪能することができるのです。


画像

現在 西堀地区や信濃川の川岸には、高層マンションが乱立しています。 無計画なコンクリートの建造物は、 土地の調和を度外視するもの。 人間の健康にも悪影響を及ぼすのでは? 
シックハウスって、全館冷暖房・2重3重の窓ガラス・抗菌 抗アレルギーを謳い文句にした家のことでは? 木造の家屋で うろうろする度、思います。

 ここで宣伝。 館長さんはとても気さくで、まだまだいろんな近世新潟のお話をしてくれました。 その館長さんをして、あの人の話は 面白い!! 
 その人とは、河井継之助 記念館・館長の、稲川昭雄さん。 稲川さんの講演会が、2010年 2月20日(土)、夜6時30分から。 コーヒー or ハーブティー代込みで 1500円。 

 テーマは、川村修就 ( ながたか ) の 功罪
 恥ずかしながら、この人物 知りませんでした、、 知らない方は ぜひ講演を 聞きに来てください。

蔵織の地図のページへのリンクを張っておきます。
 蔵織には駐車場はありません。 晴れてたら、自転車か徒歩で。 雨降りだったり 遠い方は、市役所旧館の駐車場は、30分100円です。 徒歩5分くらい。

 入館料は 無料ですが、来館の折には、マナーとして何か飲み物を注文しましょう。 コーヒー400円、とてもおいしいですよ
画像


新潟市 中央区 西堀前通1番町 700番地
 開館時間 AM11:00~PM6:30
 定休日 水曜日  

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

面白い
ナイス ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック