MTBで佐渡100kmを走る 佐渡ロングライド② 上りのハイエナ、下りのヒツジ編

前回のあらすじ。 大会前日は、佐渡の名所を観光 宿の料理は最高あとは寝るだけだったのが、、 この期におよんで 風邪をひくとは、、、 毎日きちんと手洗い&鼻うがいを徹底してるのに、、 完走か、途中棄権か無事にスタートの6時半を迎えられるのか? 緊迫しながら床についた小心者の運命や如何に、、
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 3時起床。 持参した目覚ましが鳴る前に目が覚める。 同宿の210kmの参加者( 以下 サイクリスト )は5時半スタートなので、準備に取りかかっている模様。 

 風邪の状態は? 体調は? 何ともない 全快昨夜の葛根湯と、母が布団を重ねて掛けてくれたおかげで、寝汗を多量に出したので、スッキリ快方 七浦莊 が用意してくれたお弁当を頂いて、4時30分、バスにてスタート地点へ、天気は雨!
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 5時すぎ、自転車を保管してある体育館に到着。 210kmのAコースのサイクリストは 間もなくのスタートに向けて 急ぎ開場を後に。 私の挑戦する100kmのCコースは 6時30分のスタートなので、ゆっくり準備運動をしたり、荷物を出しやすいように分けたりと、ゆとりがありました。
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そうこうするうちに 100kmクラスのスタート時間が近づく。 体育館を出、真野湾を望むスタート地点へ186人がゆっくりと進む。
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 6時30分 横に並んだ5名ごとに順次スタート。私は6時35分、コンディション良好で無事 スタート!!
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 参加者向けのパンフレットより抜粋のコース図です。 ちょっと小さくてなにやらわからないので、画像をクリックすると地図が拡大されるので参照されたし。
 佐和田をスタートして 大佐渡を時計回りに進み、両津でゴールとなります。

 57km地点の 標高差130mの上り( のぼり )、Z坂
 急な下りを経て、すぐ訪れる 高低差100mの上り、大野亀坂

2ヶ所の激坂地点がCコースの難所と呼ばれています。
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 スタート直後の様子。 直線でスピードの出る ロードバイクはスイスイ走って行きます。 私のマウンテンバイクも、抵抗だらけの太いタイヤを滑らせて、25.6kmくらいで巡航。 なんとか隊列の流れに 取り残されないように ハイペースでついて行きます。 

 が、雨対策のレインズボンの熱いこと、熱いこと、、 安価な代物なので、中は 汗ダクです。 おまけにヘルメットの下にも帽子をかぶっているので、走る人間サウナ状態。 寒さには滅法強いのですが、暑さには てんで弱いので、この序盤の10kmは本当にキツかったです

 そんなダメダメな私を支えてくれたのは、地元の方の沿道の声援でした。 お年寄りの方などは、雨が降っているにも関わらず、傘も差さずに精一杯応援してくれたのですからみっともない姿はとても見せられるものではないですよ。

 ハイペースと暑さで目が回りそうになっても、「 がんばれ~ 」 の 声援が、背中をぐいぐい押してくれます。 声援を受けるたびに 会釈したり、手を振ったり 「 まだまだ ぜんぜん余裕ですよ~う 」などと やせ我慢全開でMTBをシャカシャカ走らせます。 
ハイペースでマイペースが、、 と 心の中で嘆いていた私に、救いの手が。 

上り坂が登場!
 大好物です頭の中のチャンネルが切り替わって、気合いが入ります。 この佐渡ロングライドは競争ではないので、順位やタイムは個人の満足を満たすだけで、特に意味を持たないのですが、そんなことは関係ありません。 とにかく前に! 1人でも多く追い越して行かないと気が済みません。 
 上りのハイエナ、佐渡に現る!

 マウンテンバイクは本来 道なき道を進むため、ロードバイクよりも前のギヤに 軽くこげるギヤが1枚多く 装備されているので、上り坂では 有利と言われていますが、私はあえて、そのギヤは使わず、他のロードバイクと対等の条件で 坂道に望みました。 ノミほどの大きさですが、上りに関しては プライドがあります。 ヒィヒィ言いながら、ガシガシ上ります。 ” 楽 ” ではありませんが、” 楽しい ” のです。
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 13kmほどの地点。 前に見えるは、” 夫婦岩 ” このへんで雨が止みました。 雨具を脱いで通気性が格段に良くなり、やる気も出ます。
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 スタートしてから20km。 相川AS( エイド ステーション )です。 ここで トイレや、様々な食べ物が用意されています。
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 ここで、わかめソバとスポーツドリンク・果物を頂き、ストレッチをして、20分ほどあとで出発。
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 普段は、1人で走っているので、こんなにたくさんのサイクリストを見るのは初めて。 サイクリスト観察も楽しい物でした。 
 追い越しの際の” 手信号 ”がとても自然な方がいました。私もまねしてみたのですが、どうもギゴちない、、 難しいものですね、、 

 何カ所もアップダウンがあったのですが、その都度、おんなじ人と追い越したり、追い越されたり、、

 この大会は、道路の交通規制をせず、基本的に日常の自転車走行と何ら変わらず、自転車はなるべく道の左端を走る必要があるのですが、きちんと一列ではみ出さずに走る大学の自転車部? があれば、堂々と走行車線の真ん中を占拠してゆっくり走行する親子 もあり、これも様々。 

 写真のサイクリストは、ゼッケンの色から 私と同じ100kmコースなのですが、足の筋肉のたくましいこと! 平地では、余裕で流して、上りではこれまた余裕で上っていました。 競輪選手だったんでしょうか?
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 2つ目のAS、入崎AS。 この時点で、時刻は9時。 2時間30分で、40kmと、とても順調にきています。 ここで持参した栄養補助食と、スポーツドリンクを多量に飲んで、最初の難所、Z坂に備えます
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 奥に見えるのが海。 佐渡では、海のすぐ そばに田んぼがあります。 

 田園風景を横目に、53km地点、Z坂が見えてきました。
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 高低表です。 これも参加者用のパンフレットより抜粋。 小さくて見にくいので、クリックして拡大して見てください
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 【 Z坂 】 九十九折りの坂道で、ガードレールがアルファベットの” Z ”を象っていることから名付けられたとか。 実際に見ると、もの凄い迫力です。 上りも、高低表にあるように、いきなりの急勾配です。 
 鼻に、鼻腔拡張テープを貼っているので、呼吸のハンディはありません。 ハイエナは、ばりばり ガシガシ ヒィヒィ ゼェゼェと 曲がりくねったZ坂を上ります。 苦しくとも絶対 足など着きません。 ミジンコほどの大きさですが、プライドがあります。 きつかったのは、他のサイクリストを追い越すとき。 万が一にも接触事故など起こせないので、大きく間を開けて追い越します。 前述のとおり、自転車だけでなく、一般の車も通る道なので、素早く道の左側に戻る必要があります。 なので、必要以上のスピードで坂を上ってしまいました。 
 これが後半きいてきます。 そんなハイエナのさらに上をいく ” 上りのオオカミ ”も4・5人いました。 見事にブチ抜かれました。 大海をかいま見たカエル状態でした。

 ” Z ”字をようやく上り終えたサイクリストに、過酷な現実が、、 Z坂の上には もう一つのZ坂が存在するのです!!
 そう、ここは掟破りのZZ( ダブル ゼット )だったのです!! 私は坂が楽しかったので、嬉々としてさらに ガシガシヒィヒィゼェゼェ上りました。 両目に汗が大量に流れこんできますが、しみません。 体内の塩分が少ないからでしょう。 

 苦しいけれど楽しい、異常な状態で Z坂を無事 走破しました。
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 坂を越えた後に架かる橋、海府大橋です。 ここからの長めは足がすくみます。 そして、水を飲んだ後は、上りのハイエナにとって 最大の恐怖がまっているのです。 

下り坂、、楽しい急な上りの後は、当然地獄の急な下りがまってますわな、、 因果応報と、、 両ブレーキに常に手を添えて、道の左側にべったり張り付いて、ただでさえ苦手なのに、雨で路面は濡れているときて、高所恐怖症の私は、おっかなびっくり そろそろと下ります。 

上りで追い越したサイクリストに次々追い越されます、、ビビリ全開、、へたれ の そしりも甘んじて、、の、これが下りのヒツジ状態なのですよ、、

完結編に 続きます。 

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